暮らしの道具
台所まわり、掃除道具、収納。毎日手にとるものだからこそ、使い心地と佇まいの両方で選びます。
MEGURIMONO — 小物・雑貨の仕入れ販売
誰かの手から、誰かの手へ。ちいさな道具や雑貨は、めぐりめぐって、いつかの暮らしに馴染んでいきます。めぐりものは、その道すじをつくる仕入れ屋です。
墨田・立花より、ちいさなものを。
01 / 巡り
「めぐりもの」という屋号には、ふたつの意味を込めました。ひとつは、ものが人から人へとめぐっていくこと。もうひとつは、めぐり合わせ——ちょうどよいものが、ちょうどよい人のもとへ届くこと。
仕入れは、選ぶことから始まります。産地をたずね、市をめぐり、実際に手にとって、暮らしのどこに置かれるかを想像する。そうして選んだものだけを、次の手へ渡していきます。
珍しさではなく、使われ続ける姿を基準に選びます。持ったときの重さ、置いたときの余白まで確かめてから決めます。
作り手の意図を、届け先の言葉に置きかえて渡します。小さなロットでも、背景ごと手渡しできることを大切にしています。
直せるもの、飽きないもの、次の誰かへ渡せるもの。めぐり続けられることを、良し悪しの物差しにしています。
02 / 扱うもの
台所まわり、掃除道具、収納。毎日手にとるものだからこそ、使い心地と佇まいの両方で選びます。
布、木、陶、紙。作り手の手あとが残るものを、小さなロットから。ひとつずつ表情が違うことを前提に扱います。
暦にまつわる設え、花や実を活けるための小さな器。めぐる季節に合わせて、少しずつ入れ替えていきます。
包み、留め、添える一枚。渡す場面までを想像して、組み合わせごと仕入れます。手渡しの間合いまで含めた品ぞろえです。
取扱品目は仕入れの時期によって入れ替わります。品目・数量のご相談は、お取引先さまごとに個別に承っています。
03 / 環
産地や作り手をたずね、市や展示会をめぐります。webでは見つからないものに出会うため、足を運ぶことを基本にしています。
手にとり、実際に使ってみて、暮らしのどこに置かれるかを考えます。良いものすべてではなく、渡す先が思い浮かぶものだけを選びます。
数を決め、包みを整え、届け先に合わせて組み直します。単品ではなく、棚に並んだときの見え方まで含めて用意します。
店へ、催事へ、そして暮らしへ。使われた声を持ち帰り、次の仕入れに反映させる。ここでまた、環がひとつめぐります。
巡・立花
04 / 由来
拠点を置く墨田区立花は、古い言い伝えの残る土地です。この地の地名は、弟橘媛(おとたちばなひめ)の物語に由来すると伝えられています。橘の実は、遠い国からめぐりめぐって渡ってきたものだとも語られてきました。
ものが海を越え、人の手を渡り、やがて誰かの日常になる。その長い道のりを、屋号の一字に借りました。めぐりものは、その道すじの、ほんの一区間を受け持つ仕事です。
下町の路地には、いまも道具を直しながら使う暮らしが残っています。新しいものを増やすためではなく、めぐらせ続けるために仕入れる——その姿勢を、この土地から学びました。
MESSAGE / 店主より
「これ、いいね」と言われた瞬間に、ものの旅がまた一区間すすむ。
その景色が見たくて、今日もどこかへ仕入れに出ています。
大量に売ることは目指していません。少しずつ、確かなものを、必要としている場所へ。小さな屋号だからできる仕入れの仕方を、これからも続けていきます。
MEGURIMONO — 代表 富井 美保
05 / 概要
東京・墨田区立花を拠点に、小物と雑貨の仕入れ販売を行っています。